夢なんか、クソくらえ【ウルフルズ『バカヤロー』】と、久しぶりの図書館。(読了:『リバース(湊かなえさん作)』)

チャットをしているだけなのに
とてつもなく楽しくて、
なぜか私のことをお見通しな方に

話の流れから
「ウルフルズの『暴れだす』という曲がある」
ということを教わって

それからというもの私はすぐに
YouTubeでウルフルズのベストを探し、
オフラインに登録しました。

ウルフルズ、といえば
『ガッツだぜ』、『バンザイ』、『借金大王』
くらいしか知らなかったのですが

ベストを聴いてみたら、
じんわり涙が出てくる曲がたくさんありました。
おふざけっぽい、うるさい(失礼)のもあるけど、
歌詞が全部、核心を突いていて。

その曲集の中に
通勤途上の足を止めてしまうほど
聴き入ってしまった曲がありました。

そのタイトルは『バカヤロー』。

バカヤローかいww って思ったんだけど
「バカヤロー」って思いながら聴いたら、
本当に涙が出てきて大変でした。

私が涙してしまったところだけを抜粋。

***

夢なんか クソくらえ
胸が張り裂けそうで
なのにワクワクさせられ
時に地団駄を踏み

いつも自分を疑い
涙ポロポロ泣いて
いつか誰よりも笑う

誰もがひとりぼっちで
いつも不安を味方に
誰よりも自分のファンでいる

決して知ったかぶりせず
軽く分かったふりせず
強く自分を責めて
そして自分を許す

***

大人になると、夢や情熱を持ち続けるのも
そんなに容易いことではなくて

忙しく日々を過ごしているうちに
どんどん遠くなっていく、
なんとも頼りないのに無くならない概念が、『夢』。

そう思っている私には、
とっても刺さる歌詞でした。

この曲でトータス松本さんが
「『現実の』バカヤロー」としなかったところに
私は一人で勝手に、敬意を抱きました。

実際、『現実』なんて言葉が歌詞にあったら興ざめするし
ご本人のお人柄の良さが
そう思わせなかっただけかもしれないけれど、

みんなが現実と向き合って生きていることは
変えられない事実だし、
蔑ろにしてもいけないことですもんね。

この曲の歌詞を私なりに咀嚼しているうちに
チャットで
「最後にあなたを大切にできるのはあなたしかいない。」
と言ってくれたことと繋がりました。

あまり自信はないけれど、
自分はとりあえず、自分のファンで居たい。 
なんか恥ずかしいけど。

ほんとだめだなーって思ったり
みんな同じ気持ちかぁって思わせてくれる歌。

今、私の中のファイトソングは『バカヤロー』です。


***




先日借りてきた本。

早々に読了したのはこちら。

ウルフルズを紹介してくださった方からの
オススメ、湊かなえさん作『リバース』です。

表紙からも分かるように、コーヒーから始まる物語。
主人公の男性(自己肯定感かなり低め)の心理に
共感できるところがたくさんあって

事故か、殺人か、
モヤモヤ、ハラハラしながら一気に読み進めて、

最後の最後に、
やられたーーーーー!!!ってなります。
凄まじい『どんでん返し』。クセになりそう。笑

コーヒーの香り、色、佇まいの描写が
とっても清潔で繊細。
久しぶりにハンドドリップがしたくなりました。
秋に向けて、道具を出そうかな。



堀川波さん作『45歳からの自分を大事にする暮らし』。

来月42歳になる私。
この本を図書館で見かけたとき、なんとなく手に取って、
パラパラとめくって飛び込んできたのが

「そろそろ『脱ママ』始めませんか?」

の一行。

ほんと、
そろそろ「シングルマザー」という言葉に
違和感を感じるようになってきたこの頃。

子ども達もずいぶん頼もしくなって、
私が『ひとりで育てている』というよりは
『お互いに助け合って生きている』のを感じているので

確かにもう、私なりに少しずつ
『脱ママ』しても良いかも、って思います。
ていうか、脱ママしたい。笑

読みやすそうな文章なので、
ちょっと一息ついた時に、
パラパラと読んでみたいと思います。



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