久しぶりに買った食器と、モノに宿る思い出。
これまで使っていた、
我が家の小皿。
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柄も大きさも気に入っているけれど、
このギザギザしたフチが
どれも微妙に欠けていて
5枚あったお皿が、今は3枚になってしまって、
早数年。
このお皿の代わりになるものをGETできたら処分しよう!
と、ずーっと思っていたものの、
柄は好みだけど大きさが合わなかったり
大きさは良いけど色がひまひとつ… といった感じで
気に入る商品に、なかなか巡り会えませんでした。
理想は直径13㎝~13.5㎝。
どんな食事でも合いそうで、リムは浅めで、
ちょっとカラフルで…。
と思いながら、
先日、出かけたついでに食器を見ていたところ、
ついに見つけました!
しかも、ウチから一番近いヨーカドーの中に入っている
専門店で。笑
目に入った瞬間に、ビビビッ(死語
正確には、
そのお店で見つけた時に即買いしたかったのですが
展示品しかなかったので
その時は諦めて、すぐにインターネットで注文をしました。
それぞれの絶妙な色が、とっても好み。
重ねても絵になるし、リムの高さもちょうど良い。
私は特別「北欧好き」というわけではないので
できれば無地が良かったんだけど、
もうこれ以上のお皿は見つからない!と思って買ったところ
絵柄が意外に、思春期の子ども達に好評でした。笑
我が家の食器はどれも、
白だグレーだ木目だ、の地味(滋味?)路線。
取り皿は明るい方が嬉しい。
家族全員で食卓を囲む貴重な時間に
彩を添えてくれそう。使うのが楽しみです。
***
実は、今回処分する青い紋様の食器は
過去に、
元夫の祖母(子ども達にとってのひいおばあちゃん)から
もらったものでした。
数年前に亡くなった、と風のうわさで聞きました。
子ども達はひいおばあちゃんにとって、初めてのひ孫。
遊びに行くとなると
冷凍庫に必ずハーゲンダッツを用意してくれてあって
彼らが食べたり遊んだりするのをニコニコと見つめて、
可愛がってくれました。
離婚後も私は、毎日このお皿を見ていたので、
大げさではなく、
突然、ひ孫が遊びに来なくなったことを
悲しく思っていただろうな、
最後にこの子達に会いたかっただろうな、と
おばあちゃんの顔を思い浮かべない日はありませんでした。
そういう経緯もあって、
このお皿を処分するのはちょっと迷いもあるけれど
長男にはひいおばあちゃんの顔の面影があるし、
きっと忘れないと思います。
物理的に「欠けて」しまった食器が
手放すタイミングを教えてくれた、と思う事にします。
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