モーツァルトどうしよう。


「こういう曲、僕は絶対、本番にはのせません。」

と、師匠に言われた曲を練習しています。


モーツアルト作曲KV576
本番は6月です。

間違えると誰にでも分かってしまう。
そして、「繰り返し無限ループ」に陥りやすい。
似たようなフレーズがたくさん出てくるのです。


2年前の秋の本番でショパンのバラード4番を弾き、
燃え尽き、
新曲に取り組むことはありませんでした。

その後、昨年の春頃から精神的に不安定になってしまい
5キロ痩せたり6キロ太ったりして(結局プラス)
ピアノに向かうことができませんでした。
体って、本当に正直ですね。心とつながっている。


今月に入って、やっとレッスンを受け、
これはヤバイ。と、
ブランクを取り戻す気持ちで居ます。

いつかこのブログに動画を載せることができるよう
がんばっていきたいです。


以下、少々マニアック記事になりますので
ご興味がある方だけご覧ください。



指がもう、疎かになってしまって
情けない。
どの指がモーツアルトを弾くんだって??って
遠く西の方から声が聞えてきそうな気がしています。

・・・まずは。
1楽章Allegro 最初の装飾音。

これが弾けない(聞こえない)ことには話にならない。
エンスト状態です。

この装飾音を速く弾きすぎると、滑舌が出ない。
音符として認識して、でも、メロディと思わせてはいけない。
そう意識して、一つ一つの音が聞こえてくるよう
テンポとタイミングを見計らっては、
指の形を物理的に変えたりして、練習しています。

不思議なもので、先生からの指示
「少し拡大して感じる」を意識すると、
発音できることが多いです。


そして、難関2楽章Adagio
何が難関かは、私のピアノをご存知の方はお分かりかと思います。


歌い方。そして、暗譜。


幼少の頃から、ピアノばっかり弾いていて、
歌う経験が少なかった私の「歌う」演奏は、
お経になってしまうのです。
抑揚をつけようものなら、わざとらしい。

2楽章はまだレッスンを受けていないので
近いうちにまたレッスンに行きたい所存です。

3楽章Allegretto
Allegrettoを心がけ、
速く弾きすぎないように気をつけます。

左手のバランス。イキらないように。


前回のレッスンでの総評は

「せっかく遊びたい気持ちがある子どもに
 冷静に対処している。なんていうか… こことか。薄い氷。」



それ、ラヴェルで欲しいやつ…

モーツアルト。どうしよう。

緊張感を胸に、練習に励みたいと思います。




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