ママ(私)の独立記念日【本のタイトルで思い出した話】

図書館に行きました。


返却に行くつもりが
文庫を見ていたらハッと目に留まったタイトル
『独立記念日』。


原田マハさんという作家さんのお名前は
ショコラさんのブログで拝見していたことがあったので
迷わず手に取りました。

『独立記念日』という字面には
私にとって忘れられないエピソードがあります。
長男が言ってくれた言葉。

***

私が、両親の『ルビー婚式』について
長男に話したことがありました。
もう3年前なので、長男は中学2年生の頃ですね。

私が
「じぃじとばぁばは、
 結婚して40年も一緒にいるんだね。
 すごいよねぇ。」
と長男に話したら、

彼がすかさず

「ママの独立記念日は、いつ?」

って、
ちょっと笑いながら言ってくれたのです。

離婚は、私にとって
『独立』だったんだ…!!

と思うと、鳥肌が立って
しかも、子どもがそう言ってくれたことが
本当に嬉しくて

思わず彼を抱きしめてしまったと思います。
勇気が湧いてくるような言葉だったし、
今思い出しても、なんかこう、奮い立って、
胸が熱くなります。

かっこよくないですか?
✨独立記念日✨

…といっても、
離婚調停の成立日なんて覚えていないんだけどw


この本もきっと、
色々な状況にある女性の「独立」の日が描かれているのだろうな、と思うと
早く読みたくて、わくわくしています。


顔を上げて、視線を上に。
衝動的に背中を押されているようにも見えるし、
ちょっと頼りない自分を追い風に任せるようにも見える、
印象的な絵。
自分では選ばない「赤」に惹かれます。


***


今読んでいるのは、一緒に借りた
『持たない暮らし(下重暁子さん著)』です。



まだ読み始めて少しだけど
最初の方に

「東京の街はどこを歩いても、
 物、物、物の氾濫。
 必要であってもなくても、
 たくさんの物が押し寄せてきて、
 私はすっかり疲れ切った。」

と書かれていて

私も、出かけるたびに思う事なので
とっても共感しています。

ミニマリストの方々や生活スタイルの本は
これまでにも色々読んでいるけれど、

時々こうして、
親以上に年齢が離れている女性の本を読むと
ピリッと気持ちが引き締まります。

モノは、捨てるだけじゃだめなのだ、と。
戦後の日本を生きた女性ならではの視点は
おそらく今の「ミニマリスト」とはまた違う考え方で
とっても刺激的です。

***

いつの間にか、
本を読むことが習慣になった… かもしれません。

通勤が長いこともあって、
バッグの中に本がないと
なんかちょっと退屈で、淋しい。

と思うくらいになりました。


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