JKの服を直してあげながら思った、母と娘の関係。(読了『ショパンを嗜む(平野啓一郎作)』)


私には、17歳のお友達がいます。

今の家に引っ越してきてからのお友達なので
付き合いはもう10年以上!
今でも私のことを「ちゃん」付けで呼んでくれる、
とってもかわいい現役JKです。

今回は
「○○(私)ちゃん、服がほつれちゃったんだけど、
 お願いしてもいい?」ってLINEがきて

喜んで!引き受けました。
役に立てるのは嬉しい。


縫い目がほつれちゃってたんだけど
なんとか直せたかな??

あとついでに、この手の服にありがちな
ちょっと雑な縫製をみつけたので

まとめてあげました。

服を直しながら、
あ~かわいいワンピースだなぁ、
私も青春真っ只中に、自分で「着たい!」と思った服を
着てみたかったなぁ… などと思いました。
 

私に女の子がいたら
どんな風に育てていただろう。

私は、自分の子どもたちが二人とも男の子でよかった、
って思うくらい,
自分の育て『られ』方に疑問を抱いている日々
(今更なのは承知しております)。なので、
ママ友が、娘ちゃんと良好な関係を築いているのを見ると
素敵だなぁって心から思います。

今回のお友達JKは、長女ちゃんということもあって
色々な気持ちがなんとなく良く分かる。私も長女だから。

慕ってくれるこの子が本当にかわいくて、
感謝している出会いのひとつ。
 
女の子にしかわからない流行や、コスメ、
使ってるオススメ文具を教えてくれたり、
本を貸してくれたり。
彼女に借りた『君の膵臓を食べたい』では号泣した。

今はお互い忙しくなってしまって
なかなか一緒に食事にも行けないけど

また一緒に遊びに行きたいな。

これは2年前、2人でデニーズに行った時の写真。
かわいい~

ところで、先日借りた本のうちの一冊、
平野啓一郎さんの作品『ショパンを嗜む』を読了したこの日。

ショパンの最後の恋人、ジョルジュ・サンドには
男の子と女の子ひとりずつ連れ子がいて
サンドは息子だけを溺愛して、
娘との折り合いが悪かったのは有名な話ですが、

この本の中に
「サンドは、自らも
 母親との関係に随分と悩まされて育った」
という一文があり、

ジョルジュ・サンドほどの才女でも
自分の育ちが影響して娘との折り合いが悪くなるなんて… 

どう育てられたか、家族との関係はどうだったか。というのは
幼少期の頃の記憶や体にインプットされて
ずっと、ずっと自分の基盤になってしまうのかな… と思うと同時に
私に娘がいたら、サンドと同じような扱いをしてしまったかもしれないな、
などと思いました。


図らずも、
母と娘の様々な関係に思いを巡らせた日になりました。



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