ローリエ、お酢、お醤油、ニンニク、だけでできるフィリピン料理【アドボ】


先日、お友達からローリエをたくさん頂きました。
とってもきれい。

Jちゃん、いつもありがとう~!

ローリエって、本当にありがたくて
塊肉を煮込む時に入れるだけで、あとは塩があれば大丈夫なくらい
お料理に豊かな風味をプラスしてくれますね。

例えば、
牛のすね肉、大根、こんにゃくをローリエと煮込んで
食べるときに塩コショウすれば、
牛肉の出汁とローリエの香りを丸ごと頂く、
シンプルで立派な一品になります。

今回、このローリエの香りを生かせるお料理
『アドボ』をご紹介したくてブログを書いています。


『アドボ』っていうお料理、ご存知ですか?

フィリピン語で「マリネ」という意味だそうですが、
このお料理の作り方も至ってシンプル。
材料も、しっかりめのお肉と表題の調味料だけでOKです。

煮込む料理なので、時間はかかりますが
シャトルシェフを使えばたちまち「放置料理」になるので楽ちんです。

【材料】
・豚の塊肉orスペアリブor鳥の手羽元
・酢
・醤油
・ローリエ
・にんにく

今回は、スペアリブで作りました。

【1日目の朝】
①にんにくをつぶしてポリ袋に入れます。
 ※まな板ににんにくをおいて寝かせた包丁でグッと押す。
  にんにくは、皮付きのままで大丈夫。

②お肉とローリエを①の袋に入れる

③お酢とお醤油を足した量でお肉が浸るくらい、
 ほぼ同量ずつ入れる

④冷蔵庫で寝かせる(マリネ)。
 ※今回は、朝仕込んで、夜まで寝かせました。

【1日目の夜】
⑤シャトルシェフの内鍋にお肉を入れて、
 ひたひたになるまで水を足す。

⑥沸騰したらアクをとって、弱火~中火にして蓋をして10分くらい煮る
灰汁はきちんととった方が、スッキリと味が整います。

⑦シャトルシェフに入れて蓋をして朝まで放置。


【2日目の朝】
⑧翌朝、シャトルシェフから内鍋を取り出す。
 すごく良い香り。

鶏肉の場合はこのまま煮詰めても美味しいですが、
豚のスペアリブとなると、
脂を取り除いたほうが味がぼやけずにまとまるので、

今回は
⑨冷蔵庫に入れて、余分な脂を固めました。

【2日目の夕方】
⑩ぎゃああああ、すごい脂!!閲覧注意!!
この脂を取り除きます!!

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⑪落し蓋をして、美味しそうになるまで煮詰めます。

⑫できあがり!

味が薄そうに見えますが、
お酢が効いているので、意外としっかりとした美味しさ。
脂のクドさを感じません。

シャトルシェフのおかげで、
少し触ると崩れそうなくらいホロッホロ。




今回のアドボは、⑪の段階で味見をして、
もうちょっと塩気が欲しかったので、お醤油を少し追加しました。

すぐに答えを求めずに、試行錯誤を繰り返して
自分で「味をキメる」ことができると、本当に嬉しい。
それが自分で作る料理の醍醐味ですよね。


アドボは、
お酒のアテにもぴったりなお肉料理なのですが
子ども達もこの料理が大好きで
すぐなくなっちゃいます。笑

時間はかかる料理だけど
スペアリブや手羽元を使えば
ニンニクを潰すくらいにしか包丁を使わないし、
シャトルシェフがあればほぼ放置。

手間はかからないのに美味しくて、大好きです。

この日の夜ごはんはこの『アドボ』と
春キャベツとサツマイモのお味噌汁にしました。

春キャベツもそろそろなごりですね。
夏の野菜が楽しみ。







【調味料のご紹介】
お酢とお醤油は、おそらく3年くらい、この2種類を使っています。



調味料を変えると、味もきれいになる気がします。
特にお酢は、アルコールの入っていないものを、是非。